ケープタウンの概要について

テーブル湾に面する同市はその港が有名であるとともに、世界的に有名なテーブルマウンテンや喜望峰などを含んだケープ草原(en:Cape floral kingdom)のなかにある。ケープタウンは南アフリカへの旅行者に最も人気がある。

ケープタウンはもともと東アフリカ・インド・東アジア貿易に携わるオランダ船の食料基地として建設されており、それはスエズ運河が1869年に建設される200年以上も前のことであった。en:Jan van Riebeeckが1652年4月6日に到着して南アフリカで初めてのヨーロッパ植民地を設立するのであるが、ケープタウンは急速に成長してヨーロッパ初の前哨基地(en:Castle of Good Hope)という元々の目的を超えてしまった。ヨハネスブルグやダーバンが成長するまでは南アフリカ最大の都市であったのである。

2001年の南アフリカの国勢調査によれば、ケープタウンは295万人の人口を持ち、面積は2499平方キロメートルで南アフリカの他の都市よりも大きい。この結果、人口密度は比較的低くなり1平方キロメートルあたり1158人である。ケープタウンはフランスのニースやイスラエルのハイファと姉妹都市となっている。

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地理

ケープタウンの中心はケープ半島の北の端に位置する。市街地の背後に見事にそそり立つテーブルマウンテンは1000メートル以上の高さを持ち、ほぼ垂直の崖で取り囲まれている。この山にときおり薄い雲がかかったりすると、その外観から「テーブルクロス」などと呼ばれることもある。この半島を背骨として貫く山脈が大西洋の中を南に張り出し喜望峰となっている。ケープタウンの中にある300mを越える頂(いただき)は70以上。ケープタウンの多くの郊外住宅地区は半島と本土を結ぶケープ平原にある。ケープ平原は海底が隆起して出来た陸地であり、大方は砂っぽい地質である。テーブルマウンテンはかつては島だったことになる。

気候

ケープ半島は 地中海性気候でありはっきりとした季節がある。5月から9月まで続く冬には大西洋から寒冷前線が雨と強い北西風をもたらす。冬は寒く、平均最低気温は摂氏7℃。年間降水量の大半は冬に集中しているが、山がちな地形によって、特定箇所の総降水量は大幅に変化する。市の南部ニューランド郊外は南アフリカ共和国内で最も降水量が多い。峡谷部や海岸部の年間平均降水量は515ミリだが、山間部では1,500ミリにもなる。10月から3月まで続く夏は暑くて乾燥している。半島は東南から強い風をしばしば受けるが、これは「ケープ・ドクター」と呼ばれている。汚れを吹き飛ばし、空気を清浄にするからである。この東南風は南大西洋からケープタウンの西に張り出している南大西洋高気圧によるものである。夏の気温は温暖であり平均最高気温は26℃である。